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AMBASSADORS

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Ambassador Profile
奥井 隆史
Takashi Okui
1968 年 東京都生まれ
1992 年 日本写真芸術専門学校卒業後、スポーツフォトエージェンシー「フォート・キシモト」に在籍
1996 年よりフリーランス
陸上競技を中心に、アウトドアスポーツやスポーツフィッシングを含めさまざまなスポーツを撮影。AJPS(日本スポーツプレス協会)・AIPS(国際スポーツプレス協会)会員。

 今日まで、さまざまなカメラバッグを使ってきたが、「thinkTANK」に出会うまで長く落ち着いていたのは、RIMOWA のスーツケースにポーチ類でくるんだカメラやレンズを収納し、400mm F2.8 等の長玉はリュックに入れて背負うスタイルだった。スタイルも良く、カメラバッグではないので海外に行っても泥棒に狙われにくいと言うのも理由の一つだった。そんな時代が長く続いたこともあり、
初めて「thinkTANK」に出会った時は衝撃的だった。

 軽く引けるローリングケースに背負いやすいバックパック。一見、カメラバッグには見えないが、非常にタフな作りで、蓋を開けると使いやすい中仕切りが備わっていた。その他、
機能的なショルダーバッグやベルトシステム、ポーチ類に出会い、一気に手元の全てのバッグ類が「thinkTANK」に変わっていった。
 中でもバッグと同じぐらいに衝撃を受けたのが、ストラップだ。それまではカメラに付属のストラップやメーカーから配られるもの、その他各メーカーから出ているストラップ
をいろいろ試したが、どれも一長一短であった。ゴムと布を貼り合わせているものが多く、それらは使用しているうちにゴムが伸びてきて、布とゴムの間に空間ができ、肩にかけていると「ぐるっ」と回って滑り落ちてしまった。その点「thinkTANK」のストラップはゴムが両面に特殊な製法と
形で貼り付けられており、滑り落ちる事もなく、咄嗟に肩にかけても裏表がないのでしっかりとホールドしてくれる。
見た目は細いが、重たいボディとレンズの組み合わせでもしっかりと支えていてくれるので、軽い感じで1日が過ごせる。また、peak design のアンカーリンクスと組み合
わせて使う事で、長玉や三脚を使う時に邪魔なストラップを簡単に取り外すことができる点も非常に便利だ。
 「thinkTANK」製品は全てがフォトグラファー目線で制作されているので、バッグだけでなく、アクセサリー類も機能的にできている。ストラップを始め、レインギア、ベルトシステム、ケーブルマネージメントといったアクセサリーに
も注目してほしい。良いバッグを使う事で撮影現場に向かうまでの疲労を軽減し、良いアクセサリーで軽快に現場を楽しんでもらいたい。