シンクタンクフォト・プロトーク:大塚雅貴 2

シンクタンクフォト・プロトーク、今回は砂漠で撮影を続ける大塚カメラマンから、その過酷な環境での撮影に対応するシンクタンクフォト製品のレビューをいただきました。

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昨年から数回にわたりサハラ砂漠にて撮影を続けてきました。
撮影の現場は治安悪化の影響もあって、機材の盗難はもちろん、誘拐や強盗など身の安全にも気を配らなければなりません。そんな状況下での行動には、動きやすく、そして周囲から目立たないことが大切です。

使用機材は、
EOS 5D Mark3 x2
EF16-35mm/F2.8Ⅱ
EF24-70mm/F2.8Ⅱ
EF70-200mm/F4 IS
です。

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そこで選んだのが、エアポート・エッセンシャルズでした。
その大きな理由として「軽い」ということ(本体のみ約1.4kg)。交通が十分に発達していないアフリカの町では、タクシーなどがなく、歩くことが多い場所もあります。
機材についても、できるだけ軽くすることを心がけますが、カバンの重さも重要です。
さらに、カバンに入れた機材を守るクッション性も、抜群で気に入っています。
そしてエアポート・エッセンシャルズを選んだ最大の理由は、大型のファスナー(YKK製)でした。砂漠ではとても細かい砂粒が舞っています。今回の撮影では、風によって舞い上がった塵が青空を茶色く染めるほどの悪天候が続きました。
もしこのような条件下で小さなファスナーが施された製品を使用すれば、ファスナーの隙間に塵が付着し、レールの部分を傷つけ、開閉ができなくなって壊れてしまう場合があります。
長時間使用しない時はレインカバーを被せ、砂の侵入を防ぐことも必要ですが、壊れる心配なく安心して使用できるバッグだと言えます。
また海外へ行く際、小型機での移動の場合、荷物の収納スペースが小さいことがあります。
その際、このエアポート・エッセンシャルズは、前の座席の下はもちろん、上部の棚にも収納(機材による)ができ、安心して搭乗できます。
中仕切りは自由自在にアレンジできるので、機材の出し易さ、一番使う機材の位置などを考えながら独自の収納スタイルをつくることができました。
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また、今回ミラーレスムーバー30iを持って行きました。
とくに風が強い時は、使用頻度の高いEF24-70mm/F2.8Ⅱを付けたEOS 5D MarkⅢを入れて、砂から機材を守りました。
出し入れがしやすいので、悪天候下の現場では重宝しました。