TTPユーザー、奥井隆史カメラマンのカスタムショルダー

スポーツ取材や釣り雑誌で幅広く活躍されている奥井隆史カメラマンが『シンクタンクのオレ流カスタム』をしていると聞き、その詳細を取材させて頂きました。


奥井さんがシンクタンク製品を使い始めたのは今から3年前、そのプロユースに適した使い勝手と柔軟に組み合わせられるモジュールに魅力を感じてのことでした。

しかし、いろいろ買い足した結果、使用頻度が低いアイテムがいくつか出て来たのも事実。
いっぽう、とっさに寝転がってローアングルで撮りたい時など、ショルダーバッグやウエストバッグよりはワンショルダー式にポーチをぶら下げた方が使いやすいという個人的希望がありつつも、そうしたアイテムはシンクタンクにはラインナップされていませんでした。そこで、手元の製品を集めてカスタムに取りかかったそうです。

カスタムショルダーを提げて競技場内をあるいていると同業カメラマンからよく質問を受けるそうなので、今回はその実例をご自身による解説を交えてご紹介します。

※シンクタンクフォト社及び銀一株式会社では、製品の改造に関わる品質保証や修理は承りません。加工や改造はすべて自己責任となりますので、ご了承下さい。

 

 

●材料
・キープイットアップ・ショルダーストラップ
・スキンベルトV2.0
・ベリーダンサーハーネス
(無くても他製品のストラップで20cm程度の長さがあれば代用可)
・スキンポーチ各種:適量

 

 

●改造手順
1)スキンベルトのバックルを外して両端を適宜を切断、切断面はライターで炙ってホツレ防止処理をする。
奥井氏の場合は、切った長さは両端合わせて50cm以上。この長さは実際に着用して、自分の体格に合わせて左右バランスを見つつ少しずつ詰めると失敗を防げます。

2)ベリーダンサーストラップの縫製を解く(ショルダー部を1本使います)。

3)キープイットストラップをスキンベルトに取り付ける。ポイントは、金属フックをそのままベルトに付けること。
後ろ側は、あえて二つ目のループに付ける事でフック部が直接体に触れません。

4)ベリーダンサーから切り出したストラップの先端にキープイットアップ付属ループを付けてスキンベルトに取り付け、逆の先端をキープイットアップの携帯ポーチ裏あたりに安全ピンで仮留めする。
〜『長さを調整する側のストラップは、キープイットの余りのストラップでぴったりでした。あとは携帯ポーチ裏に縫い付けるストラップ(20cm程)とスライダーを調達すればOKです。ただこのスライダーの滑りやすさとロックの精度はかなり大事です・・・キープイットのスライダーの小さい物です。まあ、ハンズとかで手に入るのでしょうが。』〜奥井氏談

5)空のポーチを幾つかスキンベルトに取り付け、実際に体に身に付けて4)のストラップの付け位置と角度、およびストラップの長さを調整する。

6)安全ピンで仮留めしたところを覚えておき、実際に縫い糸を使って縫っていく。
撮影時には3-5Kg程度の重さが掛かる部分なので、しっかり縫う。

7)あとはこの改造ワンショルダーに好きなポーチを付けて撮影に使うだけ。
体格や着ている服に応じてまめにストラップの長さ調節を行えば、快適に使えるそうです。

奥井カメラマンはパッドが薄いスキン・シリーズのポーチを装着して使用しています。


奥井カメラマン、記事作成に際しての御協力ありがとうございました。Happy Shooting!

(photo credits : Takashi OKUI, Tetsuro TAKISAWA)

– thinkTANKphoto Japan